http://www.dgclassics.com/info/celi1298.htm ■2月5日(金)18:00−19:00 ■2月6日(土)01:00−02:00 日本時間 ドイツ・グラモフォンから「セルジュ・チェリビダッケ・エディション」がリリースされるにあたり、インターネット上でオンライン・イベントが開催される。日本では世界に先駆けて、すでに同レーベルからチェリビダッケ指揮シュトゥットガルト放送響によるブラームス/交響曲全集が発売されているが、今後さらに同コンビのCDが数多くリリースされることが決まっている。
ドイツ・グラモフォンが開催する今回のオンライン記者会見(実際の会場はシュトゥットガルト)には、セルジュの息子、セルジュ・イオアン・チェリビダッケ、ドイツ・グラモフォンの「チェリビダッケ・エディション」プロダクト・マネージャーであるデイヴィット・ブッチャート、オーケストラ側から1名が招かれ、みなさんからのインタヴューにライヴで答えてくれる。ん、どうやってインタヴューをやるかって? チャットでもやるのかと思いきや、もっとお手軽で間口の広い方法を採用している。ずばり、eメールで、リアルタイムに質問をもらって、その場で回答をサーバーにアップする方式(質問は事前でも受け付けくれる)。また会見の映像も提供されるという。 で、ライヴ・イベントなので日時に要注意。2月5日(金)の日本時間午後6時からと深夜1時からの各1時間(アジアやアメリカからの参加者の便宜を考えて2回開催してくれるのだ)。アクセス先はhttp://www.dgclassics.com/info/celi1298.htm。 ご存じの通り、生前のチェリビダッケはその独自の音楽観により録音を拒否していたわけだが、今やCDカタログの極めて充実した指揮者になろうとしている。息子セルジュ・イオアンによれば、現実にこれまで大量の海賊盤が流通して質の悪い録音が氾濫してきた以上、正規盤を発売してそれらを駆逐するしかないということなんだが、皮肉といえば皮肉か。今回の記者会見で、ブラームスに続くリリース予定も明らかにされるだろう。 おそらくドイツ・グラモフォンとしてはインターネット上での初の本格的なイベントの試み。せっかくの機会、チェリビダッケ・ファンはアクセスするしか。インタヴューに参加するもよし、傍から眺めるもよし。(99/02/02) |