2002年2月アーカイブ

February 28, 2002

JAWOCはワタシたちを発狂させる気か

●ううう、また電話地獄っすか→「W杯チケット国内第3次販売は、第2次販売とほぼ同様に5月に電話で事前登録」。FIFAがインターネットで販売することを考えていたのに、日本組織委員会(JAWOC)が「電話による方法が日本での販売には適していると主張」したという……。もう怒る気力すらわいてこない。また数十万人の人に8時間×数日のリダイヤルをせよと。この方法が日本では適していると。
●JAWOCのサイトを見ると「組織図」とか実に詳細に出てるんだよな。一方で試合日程はPDFでしか見られなかったり、チケット発売関連の情報はわかりにくかったり遅かったりする。どうしてこうなのか。(02/28)

February 21, 2002

「オープン・ユア・アイズ」

●映画「オープン・ユア・アイズ」を観た。邦題がなぜか英語だが、アレハンドロ・アメナーバル監督、エドゥアルド・ノリエガ主演のスペイン産のトンデモ系サイコ・スリラーである(原題がスペイン語なのにわざわざ英語の邦題がつけられてしまうとは……)。98年の映画だがなぜいま(ほんの)ちょっと話題になっているかというと、トム・クルーズがこの映画を「バニラ・スカイ」としてリメイクしたから。「オープン・ユア・アイズ」を見てトム・クルーズは惚れこんだというのだが、いったいどこの部分を気に入ったのかはかなり謎。
●物語のテーマは一見、「現実と夢、その境はどこにあるのか/なにが現実でなにが虚構なのか」というもので、こう書くとまるでP.K.ディックの小説のように思われるかもしれないが、ぜーんぜん違う。金持ちのハンサムな男(エドゥアルド・ノリエガ)が、事故で醜い顔となってしまう。強迫観念が男を狂わせ、悪夢を見る。しかし、その悪夢は実は現実だった……と思ったらそれも夢だった……と思ったらやっぱり現実だった……って、もうどっちでも好きにしてくれ、みたいな話。
●のけぞってしまうのは、(表面的には)一応のオチとなっている部分のトンデモさかげん(ネタバレなので書けないけど)。このトンデモさを、絶対にこの監督は本気で気に入っていたはずだ。大風呂敷をどんどん広げていって、収拾がつかなくなったあげくにワケのわからないオチをとってつけてしまうという、この感覚。ある、ある、そういうの。このお尻がムズムズするような落ち着かなさこそが、本作最大の魅力(?)とみた。(02/21)

February 20, 2002

コーラとカップ麺を大量摂取しろ、と

●うわっ。こんどはコカコーラがワールドカップ観戦チケット・プレゼントを開始。スポンサーのキャンペーンだと次々とチケット・プレゼントが出てくる。コーラ18本で一口……。カップヌードルといいマクドナルドといい、ワールドカップのためにはどうしてこういう××××なものを大量摂取しなければならんのだ。
●第3次(?)海外販売は一応TST(特定チームを追いかけるチケット)申し込んでおいたが、これも微妙な状況、つうかもとよりダメもと。国内第3次販売に期待したいものだが、また先着電話方式でやられたんじゃたまらんなあ。せめて抽選方式になりますように。(02/20)

February 15, 2002

いびりオヤジの失望

●たまにランチを食べに行くスパゲティ屋は、味も値段もそこそこ、しかし目立った特徴がひとつある。シェフのオヤジと若いバイト女性一名の小さな店だが、いつ行っても必ずそのオヤジがバイトを叱っているのだ。そして行くたびにバイトの顔が違っている。「なにやってるんだよ、バカ。そんなふうにやるから失敗するんだ、おまえはバカなんだから、慎重にやれ」「そこに置いちゃダメだろう。ちょっと考えりゃわかるだろう、このバカが、ったくよぉ」。
●いつでもこんな調子。当然、バイトの女の子は萎縮している(客まで萎縮する→店は空いている)。こんな具合なので、アルバイトはすぐに辞めてしまうのだろうが、それにしても次から次へと常に新しいバイトがやってくるのにも感心する。どういうツテで募っているのかわからないが、絶対このオヤジは女の子を叱るのを楽しんでいるんだと思う。叱責され相手が緊張し、それが原因でまた失敗を繰り返してしまう、そういう光景を見てサディスティックな欲望を満足させているんじゃないだろうか。
●ほとんど例外なくどのバイトの子も萎縮しているのだが、ある日、これまでとまったく違うタイプの女性を見かけた。なにをいわれても、元気よく「ハイ!」と返事をし、叱られてもまったくこたえた様子がなくニコニコしている。お、この子はこのいびりオヤジにも耐えられそうだ。ついにこの店で働けるアルバイトが見つかったか!
●半月ほどして、この店に入ってみると、またいつものように見たことのないバイトがやってきて、やっぱり怒られながら働いていた。思うに、あの元気な女の子は辞めさせられたのではないか。あれではオヤジのほうがいじめる楽しみを見出せなくて、つまらなかったのかもしれない。(02/15)

February 12, 2002

サブレンジャー!

●日本を悪の帝国から守るため日夜戦うわれらが代表。参上、代表戦隊サブレンジャー


トウ!        トリャ!


ドスコイ!     いくわよ!     テヤッ!


●5人そろって、サブレンジャー! トウッ! (02/12)

February 6, 2002

落選、すぐまた参戦

●一般にはあんまり話題になっていないようなんだけど、5日にW杯チケットの申込み結果発表および第3次販売(?)の開始があったのだ。といっても、日本国内販売ではなくて、FIFAがやっているインターナショナルなほう。日本在住者は特定チームを追いかけるTSTという券種のみ買うことができた。
●「できた」っていうのは、まあ第2次販売の申込みに落ちてしまったので過去形なのだ。最初の販売では無謀にも日本戦を申込み玉砕、今回はアイルランドを申し込んで落選。で、どういう理屈がわからないのだが(なんでもラテン的感性でやってしまうFIFAにはよく分からないことが多い)、落選がわかったと同時に売れ残り分の第3次販売が始まるとは。しかも納得いかないのは、アイルランドのチケットを申し込んでダメだったのに、その売れ残り分にもしっかりアイルランドの在庫があるってこと。うう、わけがわからん。まあ、それぞれ割り当てられていた出所が違うってことなんでしょう。
●一応、懲りずに3回目も申し込んだんだけど、これは超難関みたいなので全然ダメそう。(02/06)

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