November 25, 2002

バルセロナvsレアル・マドリッド

●予定通りというか、だれもが納得できるようにジュビロ磐田のJリーグ・チャンピオンが決定したこの週末、自分的にはサッカー的焦点はスペインに当てられていたんである。スペインの2大クラブ、バルセロナvsレアル・マドリッドの大一番。NHKもがんばって生中継してくれた。超深夜なのでビデオ録画をしておいたわけだ。しかし、だな。(以下ややネタバレありなので、これから観る人は注意)
●楽しみにしてビデオを再生すると、いくぶん余裕を持って録画設定しておいたにもかかわらず、試合終了まで入っていないんだな、これが。なぜかっていうと生中継なのに途中で試合が中断してしまったからだ。中継は延長しただろうが、ビデオはテープが切れて終了。で、なぜ試合が中断するか。
●もう客席が荒れちゃって大変だったわけっすよ。バルセロナのホームゲームで宿敵レアル・マドリッドが相手、しかもマドリッドのコーナーキックを元バルセロナのフィーゴが蹴るもんだから、「裏切り者は許さん」ということで、ゴール裏の連中はフィーゴめがけて手当たり次第になんでもかんでも投げやがる。ペットボトルのフタとか、そんな牧歌的なもんじゃない。ペットボトルですらない。なんと、ウィスキーのビンやらコーラのビンが投げ込まれるんである。もうムチャクチャ。ピッチ上はあっという間にゴミだらけ。芝の上にゴロっと転がる酒瓶っすよ。異様。
●コーナーキックのたびに騒動になり、しまいには試合続行できずということでいったん両チームの選手が引き上げてしまったわけだ。その後、プジョルをはじめとするバルセロナの選手たちが、これでは試合にならないと自クラブのサポーターたちを必死に説得して、それでようやくゲームが再開されたのだ。ま、ロクなもんじゃないっすよね、こんなふうに試合が荒れるのは。ロクなもんじゃない、よくない、悪い、許されない、ダメである、危険である、反スポーツ的である……でもちっぴり羨ましい。(11/25)

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