April 17, 2003

永井雄一郎ニッポン代表デビュー戦初ゴール

祝、永井雄一郎ニッポン代表デビュー戦初ゴール! しかもヘンテコゴール。
●やっぱり韓国戦はおもしろいなあ、親善試合でも熱くなるから。ってわけでお互い欧州組を呼べなかったニッポン代表vs韓国代表、怪我人が多かったこともあってまるでB代表のような新鮮さ。珍しいメンバーだから書いておかなければ。GK:楢崎-DF:名良橋-秋田-森岡-服部、MF:福西-中田コ、小笠原-アレックス、FW:中山(→永井)-山下(→奥)。
●序盤はなぜか韓国が慎重。勝利を義務付けられたホームでの日本戦ゆえの固さというべきか、ニッポンのペース。しかし前半の後半以降は圧倒的に韓国が攻め、日本は散発的にカウンターアタックという展開。お互いに決定機をなんども作りながらもシュートの精度を欠いて、0-0で終わる試合……だったんだけど、ロスタイム、変わったゴールが生まれた。永井がペナルティエリアへ侵入、得意のドリブルで相手をかわそうとするんだけどボールが足元から離れすぎて、韓国選手がこれをクリア、ところがクリアしたボールが永井に当たって跳ね返り、これがまあ見事なループシュートになってしまったという、オウンゴールのようでオウンゴールではないゴール。0-1。ニッポン、アウェイで勝ってしまった。
●韓国は相変わらず積極的なサッカーをしていた。シュートへの意欲も強い。パワフル。しかし仮に0-0で終わっていたとしても、ワタシはそれほど不満ではなかったかも。ニッポンは押し込まれてもまったくパニックにならず、チームとしての意思統一ができた成熟度の高いサッカーをしていたと思う。欧州組の4人が揃うとなかなか中盤がまとまらないんだけど、なぜかこのメンバーだとまとまる(笑)。攻撃の中心は小笠原。代表ではいままでで一番よかったのでは。後半、奥が入って中盤の底から前線までを助けるマリノスでもおなじみのプレーを見せると、さらにスムーズに。なんだかなあ。
●中盤のボール回しなんかはトルシエ時代の遺産がまだ生きているような気がする。オートマティズムってヤツ。問題はこのメンバーでどれだけ機能しても、ベストメンバーが揃ったときに別途チームを作らなきゃいかんってことだが、これは欧州以外の国がみんなかかえる問題だからしょうがないんだよな。(04/17)

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