September 24, 2003

全試合が天王山なJ

●祝日のJリーグ中継をテレビ観戦していて思ったんだが、今Jリーグって相当おもしろいんじゃないだろか。巧くて激しくて、スペクタクル満載。ヴェルディ東京のパス回しなんか見てると、華麗すぎてこれがホントに日本のサッカーなのかと思ってしまう。磐田も鹿島もFC東京も市原も浦和も、もちろんマリノスもみんなそれぞれ試合内容がよさげなんだが、ふと気づいた。
●Jリーグのセカンドステージの順位表を見るとわかる。首位名古屋が勝点13なのだが、8位のガンバ大阪が勝点10、つまり一試合の差に収まっている。つうか、11位の清水勝点9までは優勝争いをしているといってもいい。リーグ戦の約半分を消化した時点で16チーム中11チームが優勝を争ってるんだから、試合が熱いのは当たり前である。しかも優勝争いをしていない残り5チーム中4チームは降格争いをしていて、さらに熱い。もうこれはとんでもない異常事態である。全試合が天王山(笑)。次節はすべての試合に優勝または降格がかかわってくる。
●ちなみに16チーム中、優勝争いも降格争いもしていないチームがたった一つだけあるわけだが、それはセレッソ大阪なのだ。特別な状態のチームが15チームで、普通の状態のチームが一つしかない。狂っているが、いろんな偶然やら必然が重なってこうなった。普段それほどサッカー観ない人も、今週末はどれか観ておいて損はないと思う。サッカーを観るおもしろさは、試合のレベルの高低ではなく、選手たちの本気度に比例するので。(09/24)

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