December 6, 2003

エジプトvsニッポン@ワールドユース

●UAEでのワールドユース第3戦はエジプトvsニッポン。いやあ、エジプトは強かったっすね。技術もあるが、パワーもあって同じ年代の相手と試合しているようには見えなかった。ボール回しも巧い。完全にアウェイの雰囲気であり、しかも主審はあまりファウルを取ってくれない。ボール・ポゼッションはエジプトが60%を超えていて、これまでで最強の対戦相手だった。でも勝ったのはニッポンなんだよなあ! 燃えた。
●正直0-0でも立派だと思ったのだが、まさか勝ちますか。前にも書いたけど、ワタシは前の世代が「谷間」なら、この世代は「傲慢」だと思っている。が、コロンビア戦で大敗し、しかもこのエジプト戦ではキックオフから押されっぱなし、ディフェンス・ラインはずるずると下がり、ボールを持つ選手たちもおっかなびっくり。もう傲慢である余裕などない。
●しかし大熊監督は相変わらず叫ぶ。茂木が先発だったから、茂木にもガンバレの指示が出ていただろう。感心したのは「ノリオーーーッ!」だ。あの、鈴木規郎は逆サイドにいるんすけど、マジで指示出ししてるっすか。さすが大熊部活サッカー。と思ってたら、チームをゴールで救ってくれた平山相太は唯一、まだ高校生であり、比喩的でもなんでもなくてホントに部活サッカーだ。ヒーローインタヴューのぎこちなさもまさに高校生。
●川島永嗣はファインセーブ連発。ってことで、まさか、グループリーグを1位通過してしまったではないか。すごく嬉しいのだが、決勝トーナメント初戦の相手が韓国というのはどうなのか。わざわざUAEまで来て日韓戦。イングランド、エジプトを倒し、コロンビアとも戦った後に日韓戦。しょうがないんだけど。(12/06)

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