●大変なことである。場所はマンチェスター・シティ・スタジアム、アウェイにあって、ニッポンは1-1で引き分けた。相手に疲れがあったとかいろんなことはあるかもしれないが、向こうのホーム、しかも欧州選手権前でベスト・メンバーのイングランドが相手、不利なのはニッポンのほうだ。ナカタもいない。
●前半は大人vs子供。ニッポンはシュートどころかボール一つ回せない。イングランドは余裕の球回しで、きれいかつスペクタクルに決めようとしたがために1点しか取れなかったが、その気になれば何点でも取れるという雰囲気。しかもその1失点、楢崎が強いシュートを正面に弾いたために決められたという居心地の悪いゴール。ニッポンは玉田と俊輔がミドルを打っただけ。
●おっと、メンバー書いておかねば。GK:楢崎正剛-DF:坪井、宮本、中澤-MF:加地、稲本(→福西)、小野、アレックス、中村俊輔-FW:久保(→鈴木隆行)、玉田(→柳沢)。
●後半はなんとニッポンがボールを支配。そして気持ちのいいことに小野が同点ゴールを決めてくれたのだが、これがもう、前半に相手がやりたかったであろう「きれいかつスペクタクルな」ゴールで、ざまーみやがれサッカーの母国である。俊輔から左のアレックスへスルーパス、低いクロスボールを入れて小野がダイレクトでピシッ! キーパーの股間を抜けてゴール! 巧い、巧すぎる。
●終了間際、稲本の骨折だけが残念。全治三ヶ月。アジア・カップもムリ、それにシーズンオフの移籍契約交渉に大いに支障をきたしそう。
P.S.次のインド戦、 ダバディ氏のニッポン3-0インドあたりが妥当な予想だろう。
June 3, 2004
イングランド代表vsニッポン代表
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