June 10, 2004

ニッポン代表vsインド代表、W杯ドイツ大会一次予選

インド●ふー。埼玉スタジアムより帰還。遠い。
●試合は7-0で完勝。大量得点無失点なんだから文句なし。これまでの苦戦した2戦となにが違うかといえば、たぶん準備期間。欧州シーズン中に召集したほとんどぶっつけ本番メンバーと、2週間合宿したチームとじゃ、まるで違う。きっとイングランド遠征も含めてナカタ不要論まで出てくると思うが、そんなものじゃないというか、むしろ今真価が問われているのは中村俊輔か。ゴールもアシストも決めてるのに、試合後に「自分はミスばっかで全然ダメだったんで」とか俯いている。あれ、ワタシがもしチームメイトならカチンと来るだろな。ああいうのは「謙虚」じゃなくて「無責任」。「オレのおかげで勝った」と言ったっていい。せめて内向きの個人採点じゃなくてチームを代表したコメントが欲しいところである。チームでいちばん巧いんだしさ。
●力の差がありすぎたので、周辺的なポイントを挙げると、まず鈴木タカ。コーナーフラッグを用いた一人ワンツーという神業を見せてくれた(笑)。あと、駅を出てすぐのところで、代表のパチもんユニを2000円で売ってたガイジン。スタジアム周辺では良心的な価格である。寒かったので助かった(?)。
●それから青い紙ボードを配るJFA。「選手入場のときに掲げて場内を青で染めましょう……」って、んなの要らないって。だってユニ着用率が異様に高いから、もともと十分青い。代表サポは羊のように従順なのだ。黙っててもユニ買って着てくれる。で、場内アナウンスが「青いボードを掲げてください」って言うと、ほとんどの人が本当に掲げる!! これは心底びっくりするよね。ゴール裏が代表マフラーを振り回し始めると、みんな同じ代表マフラーを取り出して振り回す。とっても生真面目なのだ。まあ、ガラが悪いよりはずっといいから、ダメとは言わないんだけど。うん、いいこと……だよな。

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