June 17, 2004

ヨロヨロよれよれリアル・サッカー

●すげえな、このハイペースぶりは! 一頃、年に1試合ペースだったのに、今年は何試合目だ、またしても草サッカーである。日本が、いや世界が欧州選手権で盛り上がっている中、都営グランド借りて草。世界の頂点から都内の最底辺までサッカーの喜びを味わい尽くしているという実感あり(笑)。
●つか、もうヨロヨロ、腰いてえ、足いてえ、しかし手ごたえずっしり。だってですよ、こんなに今まで試合しているのに1回しか勝ったことのない恐るべきわれら弱小チームが、2点リードしたんすよ! ありえん。15分2本終わった時点で、まだ無失点、2-0でリード。ここでさらに10分2本することになったのだが、もうわれわれは体力を使い果たしており、守備大崩壊、サンドバック状態にシュートを浴びて、その多くは外れたが2本決められ、終わってみれば2-2。あーあ、せめて最後の10分1本を止めてりゃ勝ってたんだよ。珍しく、勝ちきれなかったことへの悔しさがこみ上げてきた。
●あ、ここで首をかしげている若者のみなさんに解説。「サッカーで15分とか10分とか言ってるのは、短すぎておかしくないですか?」→ 普段まるで運動してなくてしかも平均年齢30歳余裕で超えてるチームは15分で休憩入れないと死ぬって。ていうか10分でいい。15分2本でもう息ぜえぜえ、45分ハーフなんて論外、人外魔境の域。
●この日、ワタシはチームメイトの伝説のゴールを見れた(草サッカーにおいてすべてのゴールとアシストは伝説である)。美しかった。自分はあと一歩まで近づけたが伝説には至らなかった。
●左からあがったクロスボールに、ワタシはちょうどヘディング・シュートを打てる位置に入り込んだ(ミランのパチユニ着てたので気分はインザーギ)。頭を少し振ってゴールの右を狙ったのだが(ホントは狙ってないがそういうことで頼む)、バーに阻まれた。相手ディフェンスも一緒に頭で競ってきたので、額をぶつけてしまった。一瞬ふらっと来て、あ、切ったかなと思って、手をあててみると幸い血は出ていなかった。あれは流血するほど強く頭を振れば入っていたのだろうか。でも流血はヤだな。ケガも絶対ヤだ。ゴールは伝説だが肉体的代償を求められるものであっていいはずがない。だいたい、前の試合で俺Goal決めたんだから、いいではないか。多くを求めすぎるということは不幸と同義だ。

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