●またまた草サッカー。場所は世田谷の砧公園。ここはちょっとサイズが正規のものより小さめなのがいいんだな……と思っていたら、連日気温35度、湿度100%(推定)の日々、しかも通り雨の後、豊かな緑に囲まれた公園はもう完璧に蒸し風呂状態。現地に着いただけで汗ダクダク。したがって、場所が小さいとはいえ、かつてないほど体力を消耗させられる環境だったのだ。10分×4本で試合したのだが、最初の1本ですべての体力を使い果たして、後は人間サンドバッグ状態。屈辱感ありすぎで、泣ける。0-4で負け。
●ていうか、ホント、悲惨だった。空振りするし(毎試合してるが)。自分のミスでボール奪われてシュートまで持っていかれたし(入らなかったけど、入ってたら瞬間的に切腹したくなる)。絶好のチャンスにゴールできない、シュートできない。図々しくもまたもフォワードに居座っていたのだが、ワタシが監督だったらもうオレなんか使わないね。ベンチだ、ベンチ。
●しかし、一瞬、たまらなく幸福な瞬間が訪れたので、それだけは強調しておこう(また始まったか)。やや右サイドに開いた状態で、後ろからボールをもらって、これを前へ運ぼうとするが、トラップが長すぎてライン際に流れた。「あっ、もう出たかな」と思ったのだが、たぶんライン上で追いついて、それをもうワンタッチ前に運び、無我夢中でボールを中に蹴りいれた。相手ディフェンスがいたにもかかわらず、このボールが実に柔らかくも美しい軌道のクロスボールになったのだ。走りこんだ味方選手とタイミングもほぼドンピシャ、ヘディングを狙ってくれたが、惜しくもゴールならず。だが「おお、今のはキレイな形だ!」と相手から感嘆の声があがったし、味方も「わー、ホントのサッカーみたいだ」って言ってくれたし(笑)、もう気分的には一瞬フィーゴが降臨してた。
●いいプレイができた瞬間って、まったく無心で蹴ってることが多くて、練習でやろうとしても絶対にできなかったりするんだよね(←なぜなら「まぐれ」だからだよっ!)。もう今日一日で脳内リプレイ100回くらいやって、牛並みに反芻してる。明日も30回は反芻する、きっと。
July 19, 2004
反芻クロスボール@リアル・サッカー
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