●アジアでなにかが起きている。この試合の前に、いくつか今大会の試合をちらちら見ていたのだが、韓国がヨルダンに引き分け、カタールがインドネシアに破れ、サウジアラビアはトルクメニスタンと引き分けた。開催国中国と引き分けたバーレーンも強かった。つまり、ギリシャがユーロ2004で勝ったように、アジアでもこれまでのヒエラルキーが崩れ去りつつある。
●ニッポンは俊輔の超アジア・レベルの技巧的なシュートによって、1-0でオマーンを退けた。しかし、試合はオマーンがずっと押していたのだ。たまたまオマーンのシュートが入らなかっただけである。
●ワールドカップ2002で日本と韓国が好成績を収めて、アジアのレベルが上がったといわれた。ワタシらはなんとなく日本と韓国のレベルが上がったかのような気がしていたのだが、とんでもない、いちばん自信をつけたのはアジアの中堅国だったようである。ニッポンが無条件でアジアで優勝を争える時代というのは、ほんのわずかな期間で終わりを告げつつある……のかもしれない。
●GK:川口-DF:宮本、中澤、田中誠-MF:福西、遠藤、左:アレックス、右:加地、トップ下:中村俊輔-FW:鈴木タカ、玉田。オマーン相手に必死に守りきった。急に暑くなって、コンディションは最低だったようだが、オマーンだって途中から疲労でヨレヨレになっていたんである。タイに快勝したイランとの一戦が試金石になるだろう。
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●↓昨日のカルロス・クライバーの訃報だが、トラックバックが現時点で12件もついている。これまでの最高記録。
July 21, 2004
ニッポンvsオマーン@アジア・カップ2004
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自分の中のEuroの熱は他のFootballを駆逐してしまったのだろうか・・・ アジアカップが開幕し、ビデオで録っておいた日本vsオマーン戦 続きを読む