September 6, 2004

傲慢か余裕か。フランスvsイスラエル@W杯欧州予選

フランスは傲慢だったと思う●なんと、NHK-BSがワールドカップ予選を放映してくれるではないですか。一日一試合しか放映できないので、今日のフランスvsイスラエルは結果知らずに楽しめたけど、明日以降の試合は結果バレ必至。でもありがたい。
●で、フランスである。ジダンが代表から引退して、さらに監督も代わったフランスがどうなるか。前回(優勝国)も前々回(開催国)も予選には出ていなかったので、「ドーハの悲劇」ばりの敗退を喫した前々々回以来か。
●フランスはすっかりメンバーが変わっていた。ピレスもベンチ。キーパーはバルテズがケガなんだそうだが、なぜ第二キーパーが国内リーグから出てくるのか謎、フレイとかいるのに。いくらモナコ勢が昨季のチャンピオンズ・リーグで活躍したからとはいえ、全体に国内組が多すぎたという印象。しかもメンバーが若返っているのに、あたかもチャンピオンのごとく「受けて立つ」姿勢だった。相手のキーパーが冴えていたせいもあるが、イスラエル相手にホームで0-0というのは厳しい。
●「フランスの黄金時代」は、カントナをはじめとするスターたちを追い出して、大胆にジダンら若手を抜擢するところから始まった。そのジダンのフランスが若返りに苦しんでいる。ジダンのポジションにはロテンが入っていたが、ロテンはチャレンジャーではなかった。3-5-2のフォーメーションもフランスらしくない。なによりスペクタクルを欠くのが寂しい。

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