●マジすごいよ、大熊監督。また120分間叫び続ける驚異の声帯は、ニッポンのレベルを超えてる。
熊 「おい、かずま! かずま! ********よっ!」
か (え、聞こえないんだけど)
熊 「かずま! かずま! なんで*******だよっ!」
か (わー、監督、聞こえないっすー)
熊 「おいおいおい! かずま! かずまだよっ!」
か (それ聞こえたけど、オレ、なにすりゃいいのさ)
熊 「おーーーい! かずま! ********よっ!」
か (わかんねーけど、とりあえず、走っとこ)
●つうか、森本なんて、まるで監督の指示を相手にしていない気がする。
●宿敵韓国に関しては、この世代ではいつもほとんど歯が立たない。そんななかで1点ビハインドの後半ロスタイム、森本の突破から、渡辺のゴールが生まれたのは見事。さらに延長に入ってからも1点リードされるが、再びロスタイムに苔口のクロスから平山のヘッドで決めて再度追いついたんだから、これはスゴい。結局PKで韓国が決勝に進んだとはいえ、得たものはニッポンのほうが多かったと思う(ワールドユースへの出場権はすでに得ているので、言えることなんだけど)。先発の平山とカレン、兵藤を残したまま、森本、渡辺の攻撃的な選手を投入する采配が結果的に実を結んだ。
●韓国側には「ニッポン戦は簡単に勝たせてくれない」という印象を与えられたと思う。ただ、パワーとスピードで韓国がニッポンを勝っていたのはまちがいない(若年層ではいつものこと)。10番や8番など若いタレントが順調に育ってきている感じ。
●前回のPK戦でも思ったんだけど、ニッポンは増嶋みたいに上を狙って蹴ってくる選手が結構いてびっくり。狙ったところに行けばめったに取られないけど、その代わりはずしやすい。前のユース世代と同じで、すごく自信があるというか、強気。ちょっと前までフル代表でさえカズや井原が「思い切ってドン!」だったのに、いまやユースのバックの選手が上を狙って蹴って来るんだもんなあ。お前らはブラジル人かっ! 今日は増嶋ははずしちゃったけど、進化してるっす。