●ニッポン代表の勝利に安堵して、落ち着いて周りを見渡してみると、アジアにも戦国時代が訪れつつあるのに気づく。欧州同様、各国の実力差がなくなってきている。
●現在、二次予選突破を決めたのは日本、ウズベキスタン、北朝鮮、バーレーン、サウジアラビア。UAE、イラクは敗退した。現時点の結果一覧はこちら。最終戦を待たずして二次予選進出を決めた北朝鮮、バーレーンの強さは疑いようがない。
●イランとヨルダンは勝点で並んでいる。当該国同士の対戦でイランがリードしているので、最終戦に両者勝利したとしてもイランが勝ち抜けるのだが、ヨルダンがここまでイランを追い詰めている点に注目したい。アジア・カップでもヨルダンは強かった。
●韓国はアウェイのレバノン戦に引き分けて、次はホームでモルディブ戦。モルディブなんて敵じゃないだろうと思うのだが、なんと、韓国はアウェイのモルディブ戦で引き分けている。勝ち点1差でレバノンが追う。こちらも当該国同士の対戦で韓国がリードしているので番狂わせはなさそうだが……。
●クウェートと中国の組はまったくわからない。勝点でも当該国同士の対戦でも並んでいて、残りの一戦を考慮に入れても、最後は総得失点差の争いに持ち込まれそう。ここでクウェートが勝ち抜けば「じゃあ、この前のアジア・カップはなんだったのよ?」ってなことになるわけだ。中国は最終戦ホームに香港を迎えるというあたりがまた微妙な感じ。後味の悪いゲームにならないことを切に祈る。
October 15, 2004
アジアだって大変だ
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/255