●まずレッズ・サポーターのみなさま、遅まきながらセカンドステージ優勝おめでとうございます。あちこちのテレビ番組見てて改めて思ったけど、Jリーグ創設時のことを考えると今のレッズの充実ぶりにはサポーターならずとも感慨深い。浦和駅周辺の盛り上がりを中継で見てたら、ワールドカップで初めて日本が勝利した日のことを思い出した。
●レッズの優勝は、観客動員力があって、地元のサッカー熱が高くて、資金力もあるクラブが、正しい補強と運営を遂行した結果だと思っている。今のJリーグを見ていると、強豪クラブの所在地が、小さな町から大きな都市へと移りつつあるように感じる。何年間も鹿島、磐田の圧倒的な二強時代が続いた後、元気なのはマリノス、それに今季タイトルを取っているFC東京、浦和という大都市のクラブ。もっとも鹿島も磐田も勝者のメンタリティを備えたクラブなので、来季の逆襲は十分あり得る。
●スペイン・リーグではバルセロナvsレアル・マドリッドのいわゆる「クラシコ」。これがまあ強烈な試合で、チャンピオンズリーグ決勝並のインパクト。あのレアルが思いっきりボール支配率で劣り、バルセロナの「楽しいサッカー」に弄ばれたという恐るべき試合だった。ロナウジーニョはいつも通りニコニコして笑みを絶やさず、ゴールを決めたエトーやファン・ブロンクホルストも喜びを爆発させていた一方、ベッカムやジダンらはずっと苦虫を噛み潰したような表情。スコアは結局3-0だったかな。スタジアムがカタルーニャのお祭りになっていた。
●バルセロナに一つだけ難点があるとすれば、クラブ・ソングがあまりにもダサくて耳にするのもウンザリってことだな。なぜ、あんな曲を?
November 22, 2004
週末TVでフットボール、レッズ、バルサ
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