May 28, 2005

ニッポンvs UAE@キリン・カップ

●いやあ、「北斎漫画でオペラ」が大好評でワタシは嬉しい。こういう喜びを共有できる方が大勢いらっしゃるとはなんという僥倖。
ニッポン!●で、キリンカップなんだけど、なんじゃこりゃ。ペルーに続いてUAE相手にも敗戦。ずっと攻めながら後半にカウンターアタック一発くらって負けるっていう展開も同じで滅入る。
●とはいえ、試合内容はペルー戦より段違いによかったんである。小野が入っただけでサッカーの質がぐんと上がる。しかもスペクタクルに満ちたサッカーをやってくれて、あれでゴールさえ入ってりゃなあ。アウェイでのバーレーン戦というW杯予選の予行練習としては、ホントはスペクタクルよりもリアルな勝利が欲しかったわけで、この連敗ではブーイングをしたくなるのも無理はない、っていうかスタジアム行ってりゃジーコ信者のワタシだって思いっきりブーイングする。
●97年、W杯フランス大会予選で、ニッポンが崖っぷちに立たされたのも同じ国立競技場でのUAE戦だった(代表はもうちょっと聖地国立を大事にしてやってくれんかねえ)。あの1-1のドローで翌日の新聞には「W杯出場絶望」の文字が躍った。前にも書いたからもう詳述しないけど、歴史上ニッポン代表サポーターがもっとも激しくブーイングした日だと思う。あれに比べりゃ、この日のスタジアムから聞こえたのは小鳥の囀りだろうし、実際ニッポンはまだなにも失ってなくて、これは単なる練習試合だ。
●でも「ホームで二連敗」というのは、こんなにも胸がざわざわしてしまうものだったとは。久しく忘れていたものを思い出した気がする。

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スポーツ俳句(スポーク) - バーレーン戦に暗雲 (2005年5月28日 19:32)

「カウンター 食らふピッチの 夜露かな」  キリンカップの日本対UAE戦、0対1で負けてしまいました。最終予選のバーレーン戦を仮想し、失点をしないことがテーマだっただけに、カウンターから決められたゴールが残念でした。  収穫といえば、小野選手の動き... 続きを読む

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