June 11, 2005

谷間なんてない、山があっただけなんだ! オランダvsニッポン@ワールドユース2005オランダ

オランダの選手がみんな化物に見えたよ●あー、もうヤになった。見てらんない。最近朝型にシフトしてるからビデオ観戦したけど、なんですか、こりゃ。オランダvsニッポン@ワールドユース開幕戦、スコアは2-1、でも中身は違う。
●地元オランダと開幕戦を戦うという不利を考慮しても、すべてにおいてオランダとニッポンの差は明白、サッカーにならず前半20分で試合は終わってしまった。最初の10分すら持ちこたえられない。7番クインシーによるマンガでもありえねえよ的な日本守備陣大量虐殺はまだいい。次代のスーパースターと思ってあきらめる。でもスピードも技術もなにもかも差がありすぎて、恥ずかしくていたたまれない気分になった。多少なりとも逆襲できた後半もちっとも気休めなんかにならない。前半20分で全部が終わったからあの後半があったんであって、0-5にならなかったのは、現代の国際試合における洗練された儀礼的不文律をオランダが有していたことに過ぎない(とワタシゃ解した)。
●でもまあ、ニッポンと世界のトップレベルとの差って、もともとこれくらいの距離感っすよ。フル代表でも若年層でも。オリンピックでもイタリア相手にしたらこんな感じ。フル代表でもサンドゥニでフランスとやったらナカタ以外は全員子ども扱いされたじゃないっすか。監督とか人選とか戦術とか、そんなレベルの話じゃないって。トルシエ・ユースで準優勝が遠い昔話に思えてきた。
●ある意味、ニッポンのサポーターでよかった。あるときは真のチャンピオンの気分を味わえる(最近2回のアジア・カップ)。そして時には本当の世界トップレベルと真剣試合をして自尊心を容赦なくズタズタに傷つけられる。この被虐の喜びをスポーツの醍醐味と呼ばずしてなんと呼ぶ。

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