●リーグ戦が始まってるのにまだ来ないよ、なんだか今回は休暇が長いなあ、エメルソンは……なんて呑気に思っていたら、いきなりカタールのアルサドへ移籍とは。しかしフツーに考えてみりゃ、欧州シーズンオフすなわち各国移籍期間に遅刻してるってことは移籍交渉中ってことだよなあ。規律って点では問題だろうが、今回レッズはうまく移籍を成功させたのでは。若くて高く売れる選手を、ちゃんと金払いのよさそうなクラブに売った。エメルソンをずっと抱えるなんてのはJのクラブにはあり得ない選択肢だし、保有し続ければ最悪契約切れで移籍金なしで動かれてしまう。
●それにしてもエメルソン、一時は日本に帰化してニッポン代表としてドイツW杯を目指すみたいなことがささやかれていたのに、この割り切りのよさと来たら。しかも欧州じゃなくてカタールなんだから、報酬は破格だったはず。年金リーグとしての中東行きならともかく、まだまだ伸びる23歳。Jリーグって選択もそうだったわけだけど、クラブの格とか将来の可能性とかじゃなくて、「今がすべて」っていうキャリアの積み方はある意味潔い。
July 13, 2005
エメルソン 浦和レッズからカタールへ
トラックバック(1)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/429
電撃的な移籍発表の時点では、さすがに「ポカーン」といった反応しかできなかったわけ 続きを読む