●おお、予告通りフレッシュなメンバーだ。おかげで見どころの多い試合になった。楢崎、駒野、坪井、茶野、茂庭、村井、阿部、今野、本山、巻、田中達。この季節でこの日程なんだから、仮に北朝鮮に負けてなくても、総取替えでオッケーだったと思う。
●ディフェンスのミスもあって前半から2失点してしまったわけだが、意外なほど中国に競り勝てない。ジーコがいっているようにこのメンバーだからというより、Jリーグ全体の問題なのかもしれない。中澤がいるといないでこれだけ違うのか。0-2。が、2失点したとはいえ、ニッポンのほうが水準の高いプレイをしていたので、試合が終わる頃には4-3くらいで逆転勝利しているんじゃないかと予感した。そうはならなかったけど(笑)。
●でも2-2のドローなら十分満足。正直、負けるならこういう大切じゃない試合で負けておいたほうが、長期的には得なんじゃないかとか、妙な考えが頭をよぎった。田中達はプレイの質も高いし、メンタリティ的にもたくましいし(若いのに)、ホントに頼りになる。和風サビオラ。駒野もよかったが、このポジションにはブレイク中の加地様がいるからなあ。本山は相変わらず巧くて、でも謎なくらい消極的。将来すごい選手になると思ってユース時代から楽しみにしてる(た)んだけど……。
●終盤、中国が疲れてるのにニッポンが横パスばかりでもどかしかったんだが、たぶん暑くてバテバテで、ゴール前に放り込む気にはなれなかったんだろう。しかもターゲットマンの巻が退いていたし。巻はどんなキャラかよくわからんのだが、ワタシの脳内幻想サッカーワールドでは「友達になれそうなヤツ」ってところに分類された(なんじゃそりゃ)。
August 4, 2005