●そうかあ、ロバート・ムーグ(モーグ)、亡くなったのか……。享年71。シンセサイザーの生みの親。ガキの頃、あのシンセサイザーの音にどれほど多くの夢を見たことか。いや、ホント、憧れのあまり夢の中に出てくるくらい、シンセサイザーというのは圧倒的に輝かしい存在だったんである。といっても、どうだろう、ムーグその人についてなにを知っていたかといえば、ワタシはなんにも知らない。衝撃を受けたのはムーグを使った音楽、ウォルター(ウェンディ)・カーロスの「スウィッチト・オン・バッハ」や、冨田勲の一連のアルバムに対してであり、ムーグというのは人というより楽器の名前だった気がする。あ、写真は冨田勲~ホルストの「惑星」。名作、というかもっとも懐かしい一枚。
●ちょっと前に「MOOG モーグ」っていうドキュメンタリー映画をどこかのミニシアターで上映していたような気がするのだが、見逃してしまった。DVDも出ているようだが、早稲田松竹あたりで再上映してくれないだろうか、うむきっと上映してくれる気がする、「モジュレーション」あたりと二本立てで。
●DHCさんのFROM 40にて「オトナのためのクラシック音楽入門」第4回掲載中なり。
シンセサイザーの開発者ロバート・ムーグ(モーグ)逝去
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