●クラシックの音楽配信といえば、演奏団体が自ら音源を提供するというケースも少なくなく、たとえばニューヨーク・フィル。ネットラジオ(FM局)での中継もあるが、他に期間限定でアーカイヴを公開してくれていて、これは時差とか放送日を気にしなくていいからありがたい。現在掲載されているのはマゼール指揮によるモーツァルト後期三大交響曲のライヴ。要Real Player。登録も料金も一切不要で聴けてしまう。天国だなこりゃ。期間は3月8日まで(8日からは次の演奏会、スパーノ指揮、アプショウ独唱のバルトーク&バーンスタイン・プロが掲載される。各公演2週間ずつ公開の模様)。
●そんなわけでPCの音声出力をそれなりのオーディオ装置につなげると大吉……が、配置的にメンドくさげな状況なので、PC付属のおまけスピーカーで聴いてしまった。いやー、実にカッコいいっすよ、マゼールのモーツァルト。時流に逆らってゴージャスでリッチ、しかもマゼール節健在、100%人工的で作為的なルバート、デュナーミクがあちこちで炸裂、楽しすぎる。これ聴いて「うはっ!」って爆笑したりすると、かなり内向きなクラヲタっぽい感じ(笑)。エンタテインメント精神満点、痛快なり。
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●amazon.co.jpにてモーツァルト・ストアオープン。5-15%OFF セール開催中。
March 3, 2006
マゼール/ニューヨーク・フィル ライヴ 3/8まで配信中 ~ビミョーにモーツァルトイヤーその3
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