●お、昨日のレム訃報にトラックバックがいくつか。実はファンは多いのかもしれん。音楽ファン的には六国峠さんの記事にあるように、レム原作のタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」で使われたバッハ「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」が印象的だったという方が多いのでは。冨田勲のシンセ版「ソラリスの海」もあったっけ。タルコフスキーの映画では、江村哲二さんの記事でも触れられていた、東京の首都高が近未来都市として出てくるという大胆すぎる映像が有名(だれかが「あれは未来のロシアでスゴい日本ブームがおきてるんだ」とかムリヤリ解釈してた。笑)。ガキの頃に見たときは途中で退屈して寝てしまったが、これを機にもう一度DVD見るしか。タルコフスキーなんだし。でもまた寝ちゃったらヤだなあ。
●小澤征爾がキャンセルしてフィリップ・オーギャン指揮となった東京オペラの森「オテロ」公演、タイトル・ロールのクリフトン・フォービスも体調不良で降板していたが、本日と4月2日の公演は出演する、と(公式サイトNews)。この「オテロ」、公開ゲネプロしか見ていないんだけど、クリスティーネ・ミーリッツの演出は斬新でおもしろかったっすよ。
March 30, 2006