May 30, 2006

なんですか、この試合は。クロアチア 2-2 イラン

クロアチア●ワールドカップ直前ということで、どの出場国も本番用のメンバーで親善試合を組んでいる。で、クロアチアのホームでのイラン戦をところどころ端折りながらテレビ観戦。
●えーと、このクロアチア、弱いっす。こんなのじゃアジア予選だって通過できないかもっていうくらい。いや、もちろん調整用の親善試合だからなんだろうけど、それにしても集中力を欠きまくっててこりゃ酷い。スコアは2-2とドローだが、これは主審が強烈にホーム寄りの笛を吹いたから。イランのカリミが先制、クロアチアのエース、プルショが同点ゴール、ここまではいい。
●が、後半、クロアチアのディフェンダー、なにか空想にでも耽っていたのか、ぼんやりとボールをイランのフォワードにパス。ありえない。イランが2-1でリード。さらに終盤、イランの美しいゴール・チャンスを主審がありもしないオフサイドで取り消し。そしてイランがリードしたまま90分へ。なぜかロスタイムは5分もある(笑)。その95分、クロアチア選手が勝手に自分でイランのゴールキーパーにつまづいて、PKゲット、これを決めて2-2でドロー。実質3-1でイラン勝利のゲームだったと思うのだが。
●クロアチアの弱点は、ズバリ、トップ下の監督の息子クラニチャル。いや、そんなの一試合の親善試合でわかるわけないんだけど。でも、なんかこいつが怖いとかってメディアで騒いでるけど、そうかなあ。イタリアに渡る前の中村俊輔、あるいは本山雅志に近い印象。つまり、たしかにとても巧いんだけど、運動量とパワーが不足していて、ボールに触る回数(プレイ機会)が少ない。ほかの選手たちでダイナミズムを補っているといった感じ。監督の息子じゃなかったら先発できるかなあ?……なーんてほざいていると、本大会でニッポンがクラニチャルにボカスカやられたりしかねんから、うかつなことはいえん。
イラン●とはいえ、われらがアジアの仲間イランにも頭痛の種が。アリ・ダエイが先発! ええーっ、でしょ。たしかに長年アリ・ダエイはニッポンを苦しめてきた偉大なストライカーではあるけど、今年37歳だっけ? ちなみにイランの代表ユニはアリ・ダエイがオーナーのブランドが作ってるって聞いたけど、そのあたりもどうなのか。試合中、やっぱりダエイは消えてるし。外国人監督にとってもアリ・ダエイをベンチに置くのはタブーだったりするんだろか。

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