●オランダの先発メンバーを見てビックリ。ファン・バステン監督はチームが一丸となることを重視して、ビッグネームを何人か招集せず、若手を大胆に起用したり、一方でコクみたいなベテランを重用したりしてる……ってのは単に文字で知ってる情報。テレビの画面でメンバーを見て初めて気がついた。先発にスリナム系黒人が一人もいないよ! みんな白い(インドネシア系のファン・ブロンクホルストはどちらにもカウントしないことにする)。ライカールト監督時代、オランダといえば半数以上はスリナム系だったように記憶していたんだけど、まさかこんなに急激に様相が変わっていようとは。
●で、この試合、オランダのロッベンが一人でスーパープレイを連発していた以外は、暑さのせいか試合内容はやや低調。ロッベンのための試合、ロッベンのゴールで1-0。セルビア・モンテネグロ、こんなもんじゃないだろう、と。
●オランダ、サッカーの質は華麗かつダイナミックで実にカッコいいんだけど、いつも内紛が伝えられる。今回は起きないのかもしれん。でもどうしても殺伐としたチームだなって印象が残る。味方が接触プレイで倒れていても、チャンスだったらボール出さずに攻撃する、みたいな度合いがヨソより多い気がする。いやこりゃ単なる偏見かな。でもなー。
June 12, 2006
セルビア・モンテネグロvsオランダ。ロッベンだけを見る日
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