●ドイツにはイラン人も大勢いるだろうに、スタジアムは大勢のメキシコ人が占拠。雰囲気的には最高なんだけど、こちらはアジアのライバル、イランを応援しないわけには行かない。
●後半の序盤まで1-1だった時点ではイランにも十分チャンスはあった、というかイラン・ペースの試合だったと思う。メキシコの調子はもうひとつ、しかしイランは頼みのアリ・カリミがなぜかボールに絡めず、後半18分に退く。終盤、運動量が落ちたところで立て続けにメキシコに2ゴールを奪われてしまった。アジアの代表がどれくらい活躍できるかが、次の大会のアジア枠に大きな影響を与えるだろうから、惜しい勝点を失ってしまった。特に集中力を失って余計な3点目を与えたのが痛かったかも。
●イランは8年前の出場でもそうだったけど、試合開始前はやたらとニコニコして友好的なムード、そして贈り物を相手チームの主将に手渡しする。今回は大きな額縁に入ったペルシャ風の図柄のなにか(織物?)、それに包み紙にリボンが巻かれた薄箱(あれ、なにが入ってるの? 饅頭?)。キックオフ直前にアリ・ダエイからマルケスへ贈呈です、パチパチパチ……。マルケス、軽くひいてるような気がします。相変わらず、よくわからない謎のノリ。でもメキシコも監督さんはベンチで煙草吸ってるし、スタジアムは「メヒコ、メヒコ」の大騒ぎだし。イランが勝ってりゃこんな楽しい試合はなかったんだがなあ!
June 12, 2006
メキシコvsイラン。アリ・ダエイは走らない
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