June 14, 2006

ブラジルvsクロアチア、アドリアーノまでロナウド化してないか?

●うう、忙しい……ってこれだけテレビ観てりゃ当然か(苦笑)。5月中になるべく手持ちの仕事を片付けておくという都合の良い脳内プランを立てていたが、気が付けばすべてが6月に集中している。マーフィーの法則的現象である。ワールドカップはなにがあっても毎日何試合も開催されるから、うっかりするとワタシvsワールドカップの競走で取り残されてしまった気になるのだが(←バカ?)、なにも全試合見る必要はないのである。ただ、アメリカvsチェコやスウェーデンvsトリニダード・トバゴのように見逃した試合ほど、楽しい試合だったような気がするのが謎。
●で、われらがニッポン代表的に気になるブラジルvsクロアチア。ブラジルは先発メンバーの背番号がきれいに1~11までそろっていて美しい。予定されたベストメンバー。すなわちロナウドとアドリアーノの2トップ、2列目にロナウジーニョとカカーが控える。豪華絢爛、と思いきや、この2トップが絶不調。特にロナウドはまったく動かない。普段のレアル・マドリッドでも走らないけど、その比ではない。中盤は好調でカカーがすばらしいミドルを決めてくれたが、この日のブラジルならどこに負けても不思議はない。ボール支配率もほぼ五分、これではクロアチアがゴールするのも時間の問題かと思い冷や汗をかきながら見ていたが、かろうじてブラジルが1点を守りきった。他の伝統国同様、7試合戦うための1試合目と考えれば低コンディションもやむをえないのだろうが、でもどうだろう。少なくとも決勝までにロナウドの体脂肪が減っているとは思えない。
●クロアチアは自信をつけたはず。オーストラリアがニッポンから勝点3をとってしまったため、クロアチアから見るとニッポン戦は勝点3が欲しい試合。ニッポンvsクロアチア戦は激しい試合になりそうである。


ブラジル 1-0 クロアチア
至福度 ★
伝説度 ★

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●恒例、DHC FROM 40にて連載「オトナのためのクラシック音楽入門」第18回掲載中。

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