●このグループはスペインとウクライナが決勝トーナメントに進出し、サウジアラビアとチュニジアが落ちる無風区だとみなされている、たぶん。しかしいきなりこんな試合になろうとは。序盤からスペインがゲームを支配していたが、前半にセットプレイからシャビ・アロンソ、ビジャが2ゴール。後半ウクライナに退場者が出て、ビジャのPK、フェルナンド・トーレスのゴールで4-0で圧勝。
●見どころは4ゴール目。アシストしたのは、なんとセンターバックのプジョル。ハードなマークで知られるストッパーが、するすると前線に駆け上がり、マルセイユ・ルーレット崩れ(のようなもの)を見せてウクライナ選手を交わして爆走(おおっ!)、さらにワンツーをまじえペナルティ・エリアに侵入、頭でフェルナンド・トーレスにアシストして光速ゴール。唖然。いろんな意味で今のところ大会ベスト・ゴール。
●で、この日、猛烈に暑かったみたいなんすよ。後半なんて、スペインはほとんど右サイドでボールを回していた。つまり、左サイドが日向で、右サイドが日陰だったと(笑)。スゴくないか、これ。しかも後半10分でゴールを決めたビジャとシャビ・アロンソを交代しちゃっている。暑いから、消耗させないようにってことなんだと思う。ワールドカップになると不思議なほど勝てないスペインだけど、やっぱり強豪国なのだ、この余裕は。途中、ウクライナにシェフチェンコがいることをうっかり忘れてしまった、画面に出てこなくて。
June 15, 2006
スペインvsウクライナ。プジョルのプチ伝説の日
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スペイン 4-0 ウクライナ(NHK-BS) かー、容赦ねーなー、スペイン。中南 続きを読む