June 16, 2006

スウェーデンvsパラグアイ。さっきまで勝点計算してたのに!

●一次リーグの2試合目。初戦、スウェーデンは勝つべき相手トリニダード・トバゴに引き分けた。パラグアイはイングランドに敗れたが、これはある程度計算に入れてただろう。
●スウェーデンは全般にコンディションがもう一つ。攻撃にイブラヒモヴィッチ、リュングベリ、ラーションと超強力なタレントが並ぶがゴールが遠い。パラグアイもサンタクルスが機能しない。前の試合に続いて、攻撃はバルデスが孤軍奮闘といった感じ。それにしてもバルデス、まだ22歳だとは。若い、うまい、速い、がんばれる。ウチのチームに欲しいくらいである(ってどこの話だ?)。
●終盤、0-0で得点の気配が薄れてきたとき、パラグアイ側は微妙な勝点計算に頭を悩ませたかもしれない。すでにイングランドは6点で勝ち抜け決定。パラグアイは今日引き分けると1しかないが、次のトリニダード・トバゴで3をゲットできるだろうから4になる。スウェーデンは今日引き分けると2、しかし次はイングランド戦、勝たない限りパラグアイを下回る……だが待てよ、イングランドにとっては消化試合だからスウェーデンが勝つかもしれないではないか。
●とワタシはパラグアイ人になったつもりで邪念を発しながらスコアレス・ドローの価値を計っていたところ、後半44分にリュングベリの鮮やかなゴールが決まってしまった。パラグアイといえでも2敗して、敗退決定。さっきまでの皮算用は? そしてこれはトリニダード・トバゴの決勝トーナメント進出の可能性が生まれたということではないか。


スウェーデン 1-0 パラグアイ
至福度 ★★
伝説度 ★

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