●この試合で良かったのは「結果」。ジダンがPKを蹴って1-0でフランスが勝った。これ、逆だったらずいぶん寂しかっただろうなあ。お互い試合を重ねてコンディションが落ちているせいもあると思うけど、見せ場の少ない試合になってしまった……いや、ポルトガルが良くなかったからか。前半33分、アンリが倒されたPK、少々アンリの倒れ方がわざとらしいにしても、ファウルがあったには違いない。でも「この1点が決勝点になりませんように」って祈る、フランス人以外のサッカー・ファンは。味気ない試合になってほしくないから。
●で、そこでポルトガルがなにをしたかといえば、次から次へとダイブした(ような印象を受けた、実際にはそこまでではないにしても)。特にクリスティアーノ・ロナウドはどの試合もそうなんだけど、レフェリーのほうを向いてプレイしすぎ。悪賢く自分たちに有利な判定を引き出してやろうっていう演技が多くて辟易した。すぐ手や肘が出るのもねえ。同じ悪賢いにしてもデコには好印象しかないので、なにか違うんだと思う。
●終了直前、コーナーキックのチャンスにポルトガルはキーパーのリカルドまで前線に上がってきた。これでリカルドがゴールかアシスト決めたら伝説だったのに。ていうか惜しかった→アシスト。でも1-0でおしまい。しょうがない。決勝でジダンを見られるだけでもありがたい。コンディション的にはイタリアが断然優勢だと思うが、フランスが優勝したら伝説。もうフランスが韓国と引き分けたことなんかだれも覚えてないのでは。
July 7, 2006
準決勝:ポルトガルvsフランス。ジダン伝説準備編
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