●灼熱地獄と化したニッポンのみなさん、お元気ですか。今、ワタシは生態系調査のために南極に来ております。ウソです。東京は一ヶ月くらい晴れてません。どんより曇ったまま夏へ。須栗屋敏先生のアストラル天気予報によりますと、このまま東京は梅雨明けせずに酷暑に向かい8月より亜熱帯入りしてそのまま三世紀ほど氷河期待ちということです。ふぅ、庭のマンドラゴラがグングン伸びていくわぁ~。
●てなわけで、納涼お家で南極映画「皇帝ペンギン」。過酷な大自然のなかで生きるペンギンの人生、いや鳥生か、その苛烈さを知り涙。産卵直後、メスはエサを求めて海へ向かい、オスが卵を温めるんだけど、極寒の地だから食い物ははるか彼方。オスはメスがもどってくるまで4ヶ月も絶食して、零下60度のブリザードに耐えて命がけで抱卵する。メスが無事戻ると今度はオスが海に向かうんだけど、もう体力なくて力尽きたりする。
●動物ドキュメンタリーとして解説をさしはさむんじゃなくて、擬人化して声優を当てている。生まれたばかりのヒナがいきなりフランス語でしゃべったりするわけだが、そんなの気にしない方はぜひ。セリフは饒舌ではなく、あくまで雄弁なのは映像。
July 15, 2006
納涼「皇帝ペンギン」
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映画「皇帝ペンギン」については、5月にもご紹介したのですが、無事に7月末から日本 続きを読む