August 11, 2006

「のだめカンタービレ」ドラマ化&アニメ化

●祝! もうあちこちで書かれているように、「のだめカンタービレ」ついにフジテレビでドラマ化&アニメ化(こことかここ参照)。ドラマは10月16日(月)スタート。衛藤凛脚本。配役はこう。ていうか、シュトレーゼマンが竹中直人って。

野田 恵 …… 上野樹里
千秋真一 …… 玉木 宏
峰龍太郎 …… 瑛 太
三木清良 …… 水川あさみ
奥山真澄 …… 小出恵介
多賀谷彩子 …… 上原美佐
シュトレーゼマン …… 竹中直人

●最近たくさんテレビ見てる気がするけど、ホントはやっぱりあんまり見ないワタシは竹中直人以外誰一人として(名前すら)知らない。やれやれ。「瑛 太」って方は「瑛」が姓で「太」が名なのか、それともイチローみたいに「瑛太」で通ってるのかどっちなんだろ。
●そんなヤツにTVのことなんか語られたくないだろうけど、でも語る(笑)。非常に楽しみっす。なんとなく予感としては、ドラマとしてはなかなか難しそう。原作の魅力っていろいろあるけど、たとえばクラシック音楽関係の描写とか、「一般読者はよく知らんだろうから、こんなもんでいいだろう」みたいな手加減が全然ないってのもそのひとつ。それがテレビの「みんなにわかりやすいもの以外は見せない」っていうルールによって蹂躙されるかもしれん。弾きマネとかもウソはウソでいいから、堂々と立派にウソをついてほしいけど、大丈夫かなーとか。それから、ギャグ。これは原作のものをそのままTVに置換するのは難しそうなので、脚本家の方のセンスに期待。
●基本的にラブコメだけど、重要な場面では千秋や時にはのだめの天才性みたいなものを見せて「おおおーーー!」と思わせなきゃいけないから、個人的にはアニメのほうが向いてる気がする(しかもこっちは深夜枠だし)。でもまあ、わからんすよね、見てみなきゃ。
●ともあれ、クラシック音楽業界的には圧倒的にすばらしい話である。すでにコミックだけでも恩恵受けてるけど、「月9」のパワーはその比じゃないはず。若い子たちがグヮシグヮシとクラシックを聴きはじめる予感! そしてこれがクラヲタ新世紀への重大な布石となるのであった(なんじゃいそりゃ)。

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