●今週のドラマ「結婚できない男」、冒頭で阿部寛が船の模型を作るシーンでBGMがかかり「あれれ、これ何だろう、もしかして知らない曲なのか」と思ったら、映画「タイタニック」のテーマ。その後、お気に入りのマーラーの交響曲第5番、そしてモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」で指揮マネ全開。物語は阿部寛がケン(犬の)を一時的に預かるという話。最初は犬を部屋にいれるなんてと嫌がっていたのに、しまいにはメロメロになり、飼い主にかえすときの姿は失恋した男そのもの。「フッ、忘れるか……」の一言がよい。それにしてもケンのウルウルした目がかわいすぎる。あんなのと見つめあったら、そりゃメロメロにもなる。
●えー、先日のCDワールド・サッカー・クラシックスの折りにはお世話になりました。で、続いてワタシ選曲&解説CD第2弾、本日発売。
●タイトルはI LOVE CLASSICS、3枚組で2500円、中身はフツーの人々が耳にしたことのある超々々名曲だけを臆面もなくそろえたコンピレーション・アルバム。個人的に好きなこだわりの1曲とか、そういったものは一切入れずにポピュラリティを優先した。「結婚できない男」でいえば桑野信介みたいな人に聴いてもらうのではなく、早坂センセイやみちるちゃんみたいな人に買ってほしいなという企画。実際にはクラシック音楽を聴きはじめた頃の昔の自分に向けて選曲している。ワクワクしながら楽しんでもらえるように、と。
●「この人も少しはクラシック好きになってくれると一緒にコンサートとかレコード屋に行けていいのにな~」って思うような身近にいる非クラシック系のお友達や恋人、家族にプレゼントするっていうのも吉。えっ、それ営業トークだろって。もちろんそうっすよ!
August 23, 2006