September 18, 2006

今週のゴールとゴールとゴール

●しばらくきちんとサッカーの試合を見れてないんだけど、チラチラと眺めてて自分的にグレートだと思った3人のプレーヤーを備忘録的に。
●その1。柿谷曜一朗(セレッソ大阪)。AFC U-17選手権決勝でニッポンU-16が優勝。このチーム、凄まじい試合を重ねながら勝ち上がってきてるみたい。大会MVPになったのが柿谷曜一朗。ハイライトシーンをいくつか見たけど、シュートが上手い、パスも出せる、ドリブルも良くて、すごい才能が出てきたなと。水沼ジュニアも楽しみだが、柿谷はもっと楽しみ。次の「黄金世代」はこの年代かも。
●その2。中村俊輔。マンチェスターユナイテッドvsセルティック@チャンピオンズ・リーグ、久々に俊輔見たけど、やっぱりエレガントだ。オシム・ジャパンのだれよりも上手い。去年レアル・マドリッドにいたグラヴェセンがセルティックに移籍してて、彼みたいな選手がガンガン当たってくれると、俊輔みたいなプレーヤーが一人いても「美のために死ぬ」ことにはならない。ていうかグラヴェセンのミスパスで決勝ゴール奪われてるし。俊輔がフリー・キックを決めた瞬間は鳥肌モノだった。美しすぎる、罪なくらいに。
●その3。久保竜彦。福岡対マリノスの試合、相手DF柳楽(まだ20歳)の執拗なマークにブチ切れて、ビンタ&頭突き3発で退場……って、これじゃない。そうじゃなくてゴールのほう。右から左へグラウンダーで流れてくるボールに対して、腰をギュルルルルと回転させながら左足のダイレクトでループシュートを打った。キーパーの頭上を越えてゴール。そんなの見たことないって。ありえないような難度の高いゴールを決めるのが久保。たまーに一瞬アンリが憑依するし。

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