●中村俊輔に一言。ビバ、ナカム~ラ(ジーコ風に)。
●遅まきながら、UEFAチャンピオンズ・リーグ、セルティクvsコペンハーゲン。前の試合、中村俊輔がマンチェスター・ユナイテッド相手にフリーキックを決めた時点で、ワタシのなかで俊輔は伝説になった。舞台はチャンピオンズ・リーグっすよ。よかったなあ、俊輔。これもレッジーナからセルティクに来たおかげ。最初は「えー、スコットランド・リーグ!?」って思ってたけど、スマソ、ワタシがまちがってた。レッジーナなら毎試合耐えに耐えて、引き分けるか負けるかして残留争い、でもセルティックならクラブハウス入るのにも赤絨毯でドアマン付きだし(赤絨毯はウソ。でもドアマンはホントにいるらしい。さすが名門)。
●でもコペンハーゲンもスゴいんすよ、メンバーが。北欧各国代表選手選抜チームっていう感じ。クラブの格からセルティックが勝つだろうと思ってたけど、試合が始まるとアウェイにもかかわらずコペンハーゲンが志の高いサッカーを見せてくれて、正直なところ、地力ではせいぜい五分五分、むしろコペンハーゲンが強いかもと思った。彼らはアヤックスに勝ってここまで来ている。
●セルティックはレアル・マドリッドからグラヴェセンを獲得したのが大きい。自由なジダンの陰でマケレレが奉仕したように、中村俊輔の背後にグラヴェセンを。もっともマンチェスター・ユナイテッド戦ではグラヴェセンのミスパスで決勝点を奪われたんだが。
●俊輔は非常に好調。守備にまで貢献する。ボール扱いのうまさでは明らかにチームの中心。エレガントで、見ていて気持ちいいくらいに美しい。中村俊輔史上、今が最強かも。ペナルティ・エリア内で俊輔が個人技で突破、相手DFが引っかけてPKゲット。スコットランド代表のケニー・ミラーがこれを決めて1-0で勝利。
●今年はもうチャンスないけど、やっぱりオシム・ジャパンでも俊輔を見たい。オシムの発言、「美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない」、これと俊輔が両立するのかどうか。
September 29, 2006
セルティクvsコペンハーゲン@チャンピオンズ・リーグ
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