●史上最強の名盤、それは昨日レコード屋で悩んだ末に買わなかった一枚である。いつだって。
●数日前の夕刊で見かけた、「文芸誌3誌の10月号、そろって好調」。「新潮」「文学界」「群像」のことなんだけど、発行部数が約1万部というのも意外に少ないなと思ったが、実売率80%~50%で「いつもの2~3倍のペース」ってのはホントなんだろか。
●で、その先月の「群像」は創刊60周年記念号ということで50人近くの作家が短篇を寄せている。普段は買わないんだけど、日頃読まない人を知るためのガイド本みたいなつもりで購入、8割方読むなり読まないなりして目を通してきたところなんだけど、やっぱり日頃読んでる人がおもしろくて、特に町田康の「ホワイトハッピー・ご覧のスポン」が傑作。若者たちのポジティブ馴れ合いを辛辣に描いてる。笑う側に立って読ませてもらうんだけど、身に覚えがないこともない光景でもあるから、なおさら笑える。必読。ってもう次号が発売されてしまった雑誌の話をしてどうする。
October 9, 2006
タイトルからしてすばらしすぎる
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