●「のだめカンタービレ」第16巻を読む。今回もおもしろかった、っていうか最近の刊では出色の出来かも。「のだめ」はクラシック音楽関係の描写がきちんとしていて、音楽系のリアリズムが作品を支えているのはまちがいないんだけど、でもなにがおもしろいかっていえばそりゃラブコメだからおもしろい。知りたいのはファゴットとバソンの関係以上に、黒木クンとターニャの関係だなと。
●WOWOWで録画しておいたスティーヴン・キング原作の「デスペレーション」(海外ドラマ)を見る。が、こちらはややお手軽すぎて期待はずれ。キング自身の脚本って本当なんだろか。原作では同じ舞台設定と同じ登場人物で「デスペレーション」と「レギュレイターズ」という2つの小説を異なるスタイルで書き分けていた。どうせならB級テイストが楽しい「レギュレイターズ」のほうをテレビ・ドラマ化すればよかったのに。
●マリノスはガンバ相手に耐えに耐えるサッカーを展開。無残。山瀬のジダンみたいなゴールのおかげで1-1だったけど、精神的には4点差くらいで負けた気がする。サッカーの質の差を見せつけられたみたいな感じで、屈辱の90分間(山瀬のゴールの一瞬以外)。久保は最後まで起動せず。何年か前まであんなに勝ってたチームが、どーしてこんなに酷いことになってるんだろか。暗澹とした気分になる。でもこの気分がファンの特権なのだとワタシは知っている。特権っていうか、悦びって言い換えてもいい。
October 16, 2006
「のだめ」の新刊読んだりとか
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