October 18, 2006

モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ

モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ●昨日テレビドラマの中でモーツァルトの2台ピアノのためのソナタ ニ長調をチラッと聴いたわけだが、やっぱりこの曲はすばらしいっすね。この曲だっけ、一頃「聴くと頭が良くなる」とかなんとか言われてたのは。あ、違ったっけ? 畑のマンドラゴラに聴かせるとよく叫ぶようになるんだっけか。ニョロニョロに聴かせると増殖する? いや、ハブに聴かせるとマングースに勝てるようになるんだったかな。ま、それくらい効用があるとされている名曲であるわけだが、効用なんて一つもなくたって名曲は名曲である。故郷ザルツブルクからウィーンに出てきたモーツァルトが、ピアノのお弟子さんアウエルンハンマー嬢と共演するために作曲。ヴォルフガング、なにも言わなくたってキミの想いはわかるから、これ聴けば。写真はプレヴィンとラローチャの共演による一枚。「のだめ」関連で迷い込んだ方は、amazonの該当ページでトラック4を試聴すると千秋とのだめが共演してた曲が聴けます、しかもいちばん盛り上がる部分を。
●この第1楽章くらいハッピーな気分に満ちあふれた曲はほかに思いつかない(あ、もう1曲あるか。ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲も自分脳内でこの曲と同ポジションに置かれている気がする)。躍動感、高揚感、許されるギリギリの陶酔感。こんな曲を作れるのは神に愛された天才だけ。無心になってこの曲を聴くと、ハッピーな気分になれる。そう、たとえるならマングースに完勝したハブの気分に。

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昨日の「のだめカンタービレ」で使われたクラシックの中で話の展開上、最も重要だったのは、勿論、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」でした。 モーツァルトはウィーンに出てまもなく、アウエルハンマーという女性ピアニストを弟子に持ち、彼女と共... 続きを読む

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