November 3, 2006

ニッポンU19vsイランU19@アジア・ユース

イラン●大敗さえしなければグループ・リーグ突破できるというニッポン。正直なところ消化試合に近いということで、夜中に仕事しながらチラチラと見ていた。梅崎のゴールで先制、いやー、いいね、イランには若いうちから勝っておかないと……と思っていたら、後半2失点して逆転されてしまう。ディフェンスが安定せず、ピンチの連続。
●で、こうなると後半の後半くらいから、「なんのための試合か」が意識される。ニッポンは大敗しないことが条件だから、逆転された後は吉田靖監督から「そのままでいい」という指示が出ていたようである。だからみんな血相を変えてマイク・ハーフナーの頭にめがけてボールを放り込んだりはしない。
●でもイランから見ると、この日は事件だった模様。イランは勝たなければいけなかった上に、同時刻に開催されている北朝鮮vsタジキスタンの結果にも左右されるという立場。終盤、イランが時間稼ぎをしてきたから、「あ、これは北朝鮮が勝ってはいないのだな」と思っていた。イランの監督がなにかを激しい身振りで伝えている。試合終了して、イランの選手たちが喜びを爆発させる。当然イランも決勝トーナメントに進んだのかと思ったら、なんと落ちてるじゃないっすか! 2位は北朝鮮だって。な、なんだったのだ、あのイラン選手の時間稼ぎと喜びようは。
●どうやら試合終了直前に北朝鮮が決勝点を奪って、2位の資格を得たらしい。イランには気の毒なことをしたなあ。いやなにもしてないんだけど。

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