●えーと、ホントは「FIFAクラブワールドカップ ジャパン2006」という大会の決勝で、各大陸の王者が参加しているのだが、予定調和的に決勝が欧州vs南米になっているおかげで、「旧トヨタカップ」と呼んでしまえる、インテルナシオナル(ブラジル)vsバルセロナ(スペイン)。でもこれ、決勝がアフリカvs中米とかになったら、どうするの。
●「真の世界一を決める」なんていうのは空々しい宣伝文句であるが、それでもトヨタカップ時代はこの試合が唯一海外のクラブ・サッカーのトップレベルを知ることができる機会ということもあって、「伝説」であった。何試合か見に行ったし、サッカーショップで過去の試合のVHSなんかも買ったっけ。
●でも今はもう「伝説」じゃなくて「興行」。今回はインテルナシオナルに技術のある選手がいたおかげで、楽しいサッカーになってくれてよかったんだけど、試合水準としてはバルセロナが普段戦うスペイン・リーグのほうが高いのでは。結果的にインテルナシオナルが1-0で勝つという展開も、トヨタカップ的であって、落ち着くというかよくわかるというか。
●「開催国枠を再検討、FIFA理事会に」というニュースがあったけど、世界大会が毎年なぜか日本で開催されて、なぜか日本のチームが無条件で出場するんだったら、それはバレーボールになっちゃいそうでかなりヤだな。それでなくても試合前に華奢で美しい男のコたちが出てきそうで心配してるのに。
December 18, 2006