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December 25, 2006

今シーズン終了。再生に向けての偉大なる停滞、かも

●あっさり天皇杯も敗退>マリノス。弱い。これでシーズンが終わった。今季はリーグ戦9位。大分の一つ下、広島の一つ上。開幕時点で一瞬夢を見させてくれたのだが……。ホントは優勝も降格も無関係でも試合を楽しめなきゃ、ファンとしちゃマズいんだよなー。
●季刊「サッカー批評」33号(双葉社)をゲット。この雑誌、見事に復活している、いったんは終わったかと思ったのに。特集「オシムを殺すな」も悪くないけど、おもしろかったのは鬼武Jリーグチェアマンのインタヴューと長沼健回顧録(こちらもインタヴュー)。
●前者は、たとえばJリーグの秋冬シーズン制問題について、チェアマンがきちんと課題を認識してくれているのがわかって、少し安堵。座席にヒーターもないのに、1月や2月に2時間も座ってられない、東京でもそうだけど北国ならなおさら。同じ野外でもスタジアムでの2時間って、街中の2時間とは全然違う。11月ですら夜のゲームは体がとことん冷える。「積雪地帯のホームゲームは秋に集中開催する」という案についてもチェアマンは「ありえない」と一刀両断。すばらしい。
●長沼健回顧録では「加茂かネルシーニョか」とか、ワールドカップの日韓共催決定劇の話だとか、目新しいわけではないけど今だから力を抜いて話せる話題がいくつか。「え、それ変でしょ?」みたいな部分も含めて、いろいろ滲み出てておもしろかった。

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