●今年のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート、おなじみのメータの指揮ということで安心印と評判よさげなのだが、ワタシはまだ半分強しか見ておらず、正月気分の賞味期限について苦悩するところであるが、しかし。
●時は流れるのだ、秒速1秒で。かつてレコード会社は「ニューイヤー・コンサートのCDをいかに迅速に世界中の店頭に並べるか」を競っていた。いちばん早かったのはいつだったかなあ、国内盤で1月6日くらいまで繰り上がったことがなかったっけ? ありえない速度を実現するためにあの手この手の策が講じられていたような気がする。
●でもそんな情熱は達成感とともに失せていくのかも。なにしろドイツ・グラモフォンが自ら iTunes Music Store 他を通じて、直接ニューイヤー・コンサートを販売してくれることになった。公演から48時間以内というスピードで。ワタシはこの事実に1月6日になってようやく気づき、まだテレビの録画を見終わっていないほどスローなのであるけれど。
ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート2007
(iTunes Music Store/要iTuneインストール)