May 25, 2007

サッカー者のもっとも熱くて長い一日

Goooooooooooal!!!!!!! GolGolGolGolGolGol Gooooooooooooooaaaal!!!!!
ACミラン●明け方、世界最高峰を決める試合が行われた。場所はアテネ。ACミランとリヴァプールによるチャンピオンズ・リーグ決勝戦。2年前の同じ組み合わせの対戦で、いったん3点差をつけながらミランが負けた。今回はミランがトップにインザーギ、その後ろにカカ、一方リヴァプールもトップはカイトだけ、その後ろにジェラードといった感じで中盤を厚めに構成、慎重な立ち上がり。前半はリヴァプールが押していたように感じたけど、ミランがインザーギのあまりにも「らしい」2ゴールで雪辱を果たした。あの2ゴール目のタッチは好きだ。ディフェンス・ラインのギリギリでずっと駆け引きをして、パスの出し手(このときはカカ)とタイミングが合ったら、即座にキーパーと一対一、ここで相手を交わしてコロコロとゴールマウスに転がるボールを蹴る。美しいというか、おいしい。「どのサッカー選手になりたいか」と尋ねられたら(ケガは考慮しないとする)、ワタシはジダンでもロナウドでもベッカムでもなく、インザーギと答える。
●でもさ、ACミランのメンバーの変わらなさぶりってスゴくない? ワタシはCSも入っていないからもう何年もセリエAなんて見てないのに、先発メンバー全員名前とポジションがわかる。ジダ、ヤンクロフスキ、マルディーニ、ネスタ、オッド、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、ピルロ、セードルフ、カカ、インザーギ。選手があまり変わらないから。それに対してリヴァプールはジェラードくらいしか知らない、あと控えのクラウチと。だからどうしてもミランを応援しちゃう。2-1、優勝おめでとう。カカはどうしてあんなにエレガントなのか。
●それが朝の部だ。昼の部は仕事仕事仕事。そして夜の部、イエス! 夜は世界最底辺の戦いを繰り広げるべく草サッカーへGO! 場所は大島小松川の都立グラウンド。
●ワタシは知ったのだ。最近、草サッカーでお相手するチームのレベルが高すぎたんじゃないかと。そしてフルコートはでかすぎたんじゃないかと。そんなわけで初心に帰って、ドヘタクソのジジイ(ワタシのことだ)もプレイできるように、ウェルカム初心者でハーフコートくらいで7対7の少人数プレイを試してみた。そしたらぜんぜん違ったんすよ! 久しぶりに草サッカーを気楽に楽しめた! いつもはずっと息を切らせて右往左往するだけでプレイ機会も超少ないんだけど、ミニゲームならたくさんボールに触れるし、パスもどんどん出せるし、シュートも打てる。忘れていた楽しさを思い出した気がする。ヘトヘトに疲れ切ったけど、終わったあとの気分が爽快だった。いつもはなんか罪でも犯して逃げてきたみたいな気分になってんだよなー、最近は。これは良い、狭いグラウンド、少人数。でも単にこういうことかもしれない、すなわち、決まったオレゴール、もちろん心の中はインザーギ、だれにも見えないガッツポーズをとりながら誰にも聞こえない心の声で絶叫した。
Goooooooooooal!!!!!!! GolGolGolGolGolGolGolGolGol GolGolGolGol
オレGooooooooooaaaal!!!!!

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