July 14, 2007

UAEvsニッポン@AFCアジア・カップ2007

アジア・カップ●欧州のシーズンオフに入ったため、アジア・カップ、U20ワールドカップ、コパ・アメリカ(南米選手権)が同時に開催されていて毎日たくさん見たい試合があって大変、でも結局ほとんどを録画してすぐ消去みたいにしている罠。で、U20のほうはニッポンが敗退してしまったが、アジア・カップはこれからだ。第2戦は対UAE戦。前のカタール戦、終盤に不用意な失点をして引き分けてしまったため、試合終了後控え室でオシムは激昂、あまりの厳しさに通訳は途中から号泣して訳せなかったとまで伝えられている。
●冷静に考えて、今のニッポンとUAEでは実力差は大きい。しかも東南アジアの蒸し暑い環境は案外中東勢に味方しない。オシムにあそこまで檄を飛ばされて試合を迎えるとなると、おそらく3-0とか4-0で勝てるんじゃないかという気分で中継を見た。期待通り、前半に高原の2ゴールとややラッキーな中村俊輔のPKがあって3-0。UAEの10番マタルはたしかに脅威だったけど、チームの完成度が違う。
●と安心していたら、後半からニッポンの足が止まりだし、途中退場者を出したUAEに1点奪われる。でもUAEだって足が止まる。後半の後半はあまりの蒸し暑さにだれも走れなくなった。ラスト10分くらいはほとんどニッポンがボールを回すだけ。たぶん回さずに足元にボールを置いていても、UAEは取りに来ないんじゃないかと思えるほどで、ああいうのはもう主審の判断で途中で試合を止めてテクニカル・ノックアウトにしたらいいんじゃないかという気になった。ウソ。さすがにそれはない。でもホント、人間なんだから高温多湿で走るのには限界あるって。
●あれ、きっとあなたやワタシだったら、1分軽くジョギングしただけで足が止まる。2分で倒れる。3分で嘔吐する。そんな蒸し暑さに見えた。3-1、次は開催国ヴェトナム戦。

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