●夜、ミューザ川崎へ。現在、フェスタサマーミューザKAWASAKI2007開催中。手ごろなチケット料金、70分ほどの短いコンサート、平日は勤め帰りにも間に合う遅めの開演時間といったコンセプトを掲げた、首都圏のオーケストラによる音楽祭。
●ミューザ川崎はとてもいいホールなのだが(特に内側のグルグルうずまき感のラヴリーさかげんが最強!←行ったことがないと意味不明)、残念なことにウチからだと交通の便がよくなくて、かなり時間的な余裕がないと厳しい。が、今回は音楽祭のプログラムでお手伝いさせていただいたことでもあるので、アルミンク指揮新日フィルへ。プログラムは直前の定期演奏会でもやっているエルガーのチェロ協奏曲(独奏:ソル・ガベッタ)とベートーヴェンの4番。間にソル・ガベッタのアンコールでヴァスクスの「チェロのための本」から(これがすばらしく美しい曲なのだ)。聴きたいものを聴けて大満足。ベートーヴェンの交響曲の緩徐楽章でどれかひとつ選べって言われたら、光速で4番の2楽章って答える。
●で、なんか普通のコンサートより気分がよくなってる気がするぞ、と帰り道につらつら思ったんだけど、この2曲のみのプログラムだと休憩がないんすよ。休憩なしで短め。これも大きいのかなと。いや休憩なるものそれ自体はワタシは大好きで、得意技は休憩というくらいの休憩愛好者なんだけど、このサックリ終わる感じって新鮮。疲れないってことか。お尻とか。革靴の中の足とか。ていうか虚弱だな、自分。
July 31, 2007