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August 21, 2007

GO! アルテスパブリッシング!

●祝! 本日にて当サイト開設12周年。12年ってのはもはや冗談のような長さである。干支が一回りしちゃうって。1995年開設。Yahoo! Japanより古い、というか現存する日本語ウェブサイトでより古いサイトというのがごくわずかしかない。久しぶりにアクセスログも確認。ブログ部分だけのアクセス数を抽出してカウントしたところ、およそ1日あたり約5000PV強となっていた。e爺さんの独り言にはなっていないようで安堵。とはいえ、アクセス数を増やすための運営はもう目指していない。マイペースが吉。
●で、こっちが本当の祝! アルテスパブリッシングのウェブサイト開設。新しい出版社が誕生したのでご紹介させていただく。
●元音楽之友社の鈴木氏、木村氏が二人で立ち上げた出版社である。お二人ともこれまでに数多くの音楽書を作ってきた経験豊富かつ優秀な編集者で、ワタシもずいぶんお世話になっている。驚くべきは、「編集プロダクション」ではなく「出版社」を作ったところで、出版社を興すっていうのがどれほど大変なことか、参入障壁の高いものかってことを、つい力説したくなるんであるが、あんまり一般に通じる話じゃないのでその辺はぐっとこらえる、で、刮目すべきは来月刊行となる第一弾が、なな、なんと。
村上春樹にご用心内田樹著「村上春樹にご用心」なんですよ!!!!! すばらしすぎる。会社興していきなり内田樹の新刊。もうこれは買うしか。ベストセラーにするしか。1万部、いや10万部、いや10億部くらい売れてほしい。しかもこれを企画した編集者というのが、拙著「クラシックBOOK」で直接の編集を担当してくださったFさんであって、彼女の編集者魂を目の当たりにして深くリスペクトするワタシとしては、断然応援モードに入ってしまうのだ。これ、おもしろくないわけがない。
●ちなみに同社の第2弾以降は音楽書が並んでいて、たとえば今年の冬には「片山杜秀音楽評論集」という、これまた強力な企画が予定されている。いやー、ホントにスゴい。ビバ、エンタープライズ。

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アルテスパブリッシングは、飯尾さんのCLASSICAで紹介された新しい出版社。 続きを読む

内田樹の新刊です。ブログによると、とにかくお忙しく仕事をしていらっしゃるようです 続きを読む

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