●ワールドカップ2014年大会はブラジルに決定。2010年はアフリカ大陸からということで南ア、2014年は南米ということでブラジル。なんだかアドヴェンチャーな感じの開催国が連続することになってしまった。アフリカ→南米での開催は規定路線だったからサプライズはなし。しかし、2010年の南アですら本当に予定通り開催されるのか猜疑の眼差しで見てたのだが、物事はどんどん進んでいくのだなと。2010年とか、あるいは2014年とか「スタジアムの建設が間に合いそうもないので、急遽ニッポンで代替開催を!」とかならんかなと邪悪すぎる夢想をいだかんでもなかったが、んなわけないか。
●で、さすがFIFAなのは、2018年からは大陸間持ち回り開催ルールがなくなって(苦笑)、開催の意欲を示しているのがオランダ&ベルギー、中国、オーストラリア、メキシコ、米国、ロシア、そしてイングランド。で、日本も招致検討委員会設置を提案。まー、そりゃな~。単独開催はしたい。2018年は全然ムリっぽいとしてもヤル気だけは見せておいたほうがいいとは思う。でも同じアジアの枠内だけで考えても、中国に対抗するのは厳しそうだ。2018年なんていうずっと先の話を気にしてもしょうがないが、遊びとしてなんとなく予想するなら、イングランドと中国が2018と2022を分け合うのが本命、穴はロシアと見た。経済発展の著しい国としてBRICSなんて言うようだけど、Bブラジル、Rロシア、Iインド、C中国、S南ア(元来は複数形のsっぽいが)とすると、サッカー国じゃないインドをのぞいたすべての国が2010年からズラッと並ぶ。過去を振り返ればニッポンと韓国が2002、アメリカが1994。世の趨勢ってことか。
November 2, 2007