●昨日の「11年周期で1月5日に名ピアニストが誕生する」仮説なんだけど、もう少し自分ツッコミをしてみる。
●仮に、生まれてくる子供に先天的ピアニスト才能を授けるという天使電波を発するミューズ彗星がピタリと11年周期で地球にやってくるとする(おいおい)。ミケランジェリ、ブレンデル、ポリーニ以後の11年周期を書き下してみた。
1920/1/5 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
1931/1/5 アルフレート・ブレンデル
1942/1/5 マウリツィオ・ポリーニ
1953/1/5 (消息不明)
1964/1/5 (今後要注目)
1975/1/5 (気鋭の若手)
1986/1/5 (デビュー待ち)
1997/1/5 (現在神童)
2008/1/5 (先日誕生)
●まず、1953年1月5日生まれの名ピアニストがいるとすれば、本来なら現在活躍中のはずであるが、ワタシには思い当たらない。何らかの理由で若くして引退したとか早世したとかいう可能性も残されている。また、先進国に生まれなかったため、才能が埋没してしまったという線もある。消息不明。
●1964年1月5日生まれの名ピアニストも、探せばいそうな気がする。仮に見つからなくとも、まだ今後頭角を現すという可能性はある。大きなコンクールには縁がなかったが、地道に国内で活動し、今後大成するという大器晩成型の予感。
●1975年1月5日生まれは、そろそろ名前が知られていてもおかしくない。しかしまだ無名のだれかである可能性もあり。1986年1月5日生まれはまだ音楽院在学中。1997年1月5日は神童クンとしてご近所レベルで大活躍中。
●そして2008年1月5日生まれ、つい先日誕生したばかりだぜ、ベイビー。このなかで唯一、これからピアノに触ってピアニストになるチャンスがある。天賦の才だけではどうにもならないかもしれないが、天使彗星を味方につけているという点で期待度は高い。これからの人生次第で何者にでもなりうる(←それ当たり前)。
●上記特異日誕生の名ピアニストが地球上のどこかに存在するというのをひとまずイイオ予想と名づけ、だれかが実証してくれるのを待つことにしよう。求む、クラシック音楽界の林家ペー。