●「北朝鮮の不思議な主審」と対戦相手のラフプレイに苦しんだ中国戦の後、対韓国戦。すると、韓国が洗練されたオシャレなサッカーをするチームに見えるという謎。なんだか「同じサッカー言語」をしゃべる相手と出会ってホッとする。日韓ワールドカップの頃にはあんなに韓国が異質なチームに見えたのになー。時代は変わる。
●とはいえ相手の球際の激しさ、気持ちの強さに押されるという展開はなじみぶかい日韓戦。左サイドから13番の落ち着いたクロスに11番がボレーで合わせて韓国が先制。失点の前に中澤が外につり出されたのもヤな予感がしたし、中央では今野が相手に寄せられず。けが人が出た影響もあってか、今野がセンターバック、左サイドバックは加地(やっぱり左じゃ持ち味出ない)、ガンバの橋本英郎初先発、田代のワントップ(高いボールには強い)という今日も見慣れない布陣の代表。なのでこの試合を見てどうってものでもないんだろうけど、でもな、ジワジワと感じる、オシム・ジャパンという伝説は終わってしまったのだという喪失感を。
●山瀬の同点ゴールは美しかった。1-1。終盤もう1点獲って勝利すれば東アジア選手権優勝だったんだけど、そこまで期待するのは虫が良すぎる感じ。終了直前のロングボールは少し寂しかった。
February 25, 2008