●その名を口にするのも忌まわしいアレ。スパムだ。最近はプロバイダ側でスパム・フィルタを使ってメールを分類してくれる。たぶんメール中の全ワードにスパム確率のスコアを与えて統計処理する方式で、たいへん正確に判別してくれる。ワタシの場合、プロバイダ側でのスパム判定基準は念のためゆるめに設定しておいて、ここでスパムに分類されたメールは、基本的にゴミ箱直行にしている。
●が、先日ギクッとしたのですよ。めったに見ないけど、たまたまプロバイダ側のスパムメール一覧を見たら、
件名:ピアノやヴァイオリン、フルートなど
っていうメールがあるではないですか。しまった、誤分類してしまったのか!
●と、慌てて中身を開けると、その本文は見事に「出会い系」で、ピアノもヴァイオリンも一切出てこない。これ、なんらかの方法で相手にあわせた件名を自動生成しているのかなあ? なかなか鋭い攻撃だ。でもスパム・フィルタを欺くことはできなかったようだ。
●今、だいたい一日に1000くらいっすね、スパムメールの件数は。もはやタイトルだけ見ることも不可能。「メールはもう終わってる」っていう人が出てくるのも不思議じゃない。終わってるどころが、ワタシは全面的に依存しているわけだけど。