●クリスティアン・アルミンクが新日本フィル音楽監督の契約を10/11シーズンまで延長するということで記者発表。03年9月に音楽監督に就任して以来、すでに5年目となるわけだが、両者の良好な関係がさらにしばらく続くことに。「今回、新日本フィルとの契約を延長することができ、とても喜んでいます。新日本フィルとのこれまでを振り返ってみると、とても楽しい5年間でした。オネゲルの『火刑台上のジャンヌ・ダルク』やワーグナーの『ローエングリン』、ブラームスなどの演奏が特に記憶に残っています。すでにこのオーケストラには質の高いメンバーがそろっていますが、これからもさらに音楽への理解を深め、--これは非常に重要なことなのですが--オーケストラの自発性を高めながら、レベルアップしていきたい」とアルミンク。
●すでに発表されている来シーズン(テーマは「秘密」)についても案内があり、「新日本フィルにはとても相性が良い客演指揮者が二人いる」として、ブリュッヘンとダニエル・ハーディングを招いたことを強調していた。ブリュッヘンは来年2月にハイドンの「天地創造」で登場。ちなみにブリュッヘンについては、新日本フィルとの「ハイドン・プロジェクト」というプランが用意されているそうで、詳細については7月中旬に記者発表予定の予定。これは楽しみ。
June 5, 2008